日本株の銘柄を追加しました。インティメート・マージャー(7072)です。
同社は国内DMP事業者でシェアトップ。DMPとはデータマネジメントプラットフォーム、すなわち顧客のデータを貯めて、使える状態にし、マーケティング等に活用していくプラットフォームです。現在個人情報保護の法改正により各国で3rd party cookie規制が進み、企業は1st party cookieすなわち自社でいかに顧客データを持つかが課題になっている中、同社の事業は追い風と判断しました。また共通IDというポストクッキーソリューションでも先んじており、注目の企業と言えるのではないでしょうか。ということでDXのお勉強も兼ねて購入。
2021年9月期の通期決算は減収という「いいのか？」という内容に思いましたが、ユーザー数が増加していること、既存ユーザーへの共通IDのクロスセルを進めていることから来期は向上してくると思います。ちなみに株価は8月以降3回吹き上がっており、投機的な目的で買ったように思われそうですが、吹き上がる前からトレダビで保有しています！という言い訳をここでさせてください。吹き上がったのちの日柄調整は長引く可能性が大ですが、クッキー規制は4月からです。必ず話題になります。多分。
ポートフォリオは絶不調です。ミルボン、稲畑産業は長期だからいいんですけどね。やっぱり全国保証。強いというより、底値で買えたんだなぁ、底値で買うのは大事だなぁというシンプルな大原則を痛感します。一方でUSENとテラスカイは短期目線で買ったので、アテがはずれた感じですね。
ちなみにあれだけ語っておいてインティメート・マージャーは短期です。アドテク関連は法規制も流動的で長期で上がっていく展望が見えない印象なので、資産株とみている東京海上や三井住友ＦＧと同列には扱えません。
長期保有銘柄への投資はミニ株で分散させながら行っていますが、マネックス証券の単元未満株は前場の終値での取引の為、短期取引には向かないと思っています。ということで短期取引はＳＢＩ証券で単元株、ということですな。
総資産のうちの40%までリスク資産比率が高まっています。60%目指しています。業種の分散などはまだあまり意識できていないところですが、そんなに悪くなさそうかなと。ミルボン、USENは個人消費と中小の店舗の業績が、インティメート・マージャー、テラスカイ、稲畑産業は大手企業の業績が関わってくる、そんな見方も出来そう。全国保証は・・・住宅ローン減税の見直しが響かないか心配。
