toushimanabuのブログ

投資を学び、振り返るためのブログ。

3年目を振り返る①

2021/3/9に本ブログを開設、初投稿しています。

 

本日は3周年記念ということでこの1年を前後半に分けて振り返ります。

 

昨年の記事はこちら。今年はだいぶ遅れました。↓

toushimanabu.hatenablog.com

 

ブログを始めた理由はつみたてNISA、ideco、ジュニアNISAの非課税枠をインデックス投資で使い切ったため、残りの資金はアクティブ運用に挑戦してみよう、その上で当初決めたルールを守るために、自身の投資を振り返るべくブログをつけよう、と思い立ち開始しています。

 

昨年は記録するだけで振り返りなどあまりしなかったわけですが、3年目については単元株の取引回数が増えた、すなわち買いだけでなく売りも数をこなしたためか、振り返る機会が増加したように思います。(たぶん)成長していると思います。

 

投資の記録は手書きのノート→Excel→ブログといった順番で記録をしています。

 

TOPIX 週足チャート

まずざっくり市場全体の傾向から。TOPIXは2023年2月頃から上昇し始めています。6月下旬ころから停滞し、9月に上昇しましたが月内に下落へ。その後は弱気だった印象ですが、年明けから日本株は大きく上昇。日経平均は過去最高値を更新、40,000円の大台に乗せました。

 

総じて、この一年は市場環境が非常に良好でした。

 

そんな2023年最初に買った銘柄はPEP。米国株はこの一年バリュー株が不調。買い増し対象はKO、PEP、JNJ、そしてMMMをひたすら買っていた印象です。2022年はCOSTやIBMを買う機会があったとか、ちょっと信じられないですね。

 

日本株ではダイダン、三菱HCC東京海上を年初に買っていました。これも今では信じられない話ですが、3月権利落ちの高配当銘柄を仕込んでいたようです。なかなかファインプレーですね。エレコムとリスクモンスターも買い増ししていました。まだ旧主力銘柄を購入していたんですね・・・。1年間でかなり方針が変わったなと思います。

 

2月には協和キリン、ダイフク、芝浦電子、旭有機材、クミアイ化学、ユニオンツール、良品計画、日本電子を追加しています。協和キリン、芝浦電子、旭有機材、日本電子はその後育成候補としてミニ株口座でシェアをアップさせていくことになります。

 

単元株では武田薬品を売却。ワクチン購入中止という悪材料にビビッてしまった結果ですが、後付けで考えると売りタイミングとしては良好でした。

 

2023年の短中期トレード①武田薬品

まあ100点満点というわけではないですが、十分な利益、という解釈で。

 

武田薬品売却による余力でエア・ウォーターを購入。

 

2023年の短中期トレード②エア・ウォーター

こちらは現在も保有していますが、ナイス銘柄選定だったと言えそうです。産業用ガスなので景気敏感っぽいですが、医療、半導体などのテーマ株でもあります。

 

3月はさらに銘柄を追加。ビューティガレージ、ベルテクス、湖北工業、ユーグレナアイホンソフトバンク参天製薬、ナカニシを購入しています。湖北工業はこの一年の重要銘柄の一つと言えます。良くも悪くも。

 

このタイミングでSVB銀行、クレディスイスと金融機関の破綻が続き、株は買い場を迎えています。当時の印象ですが悲観というより買い場と捉えていました。

 

単元株ではクミアイ化学を購入。すなわちウォッチリスト戦略の一発目です。

 

2023年の短中期トレード③クミアイ化学

長期のチャートで見ると綺麗にレンジだったので、底値で買ってみました。割とすぐ上昇したのですが、過去の経過からこれ以上は上昇しないと見て売却。2023年ベストトレードと言えそうな内容です。

 

また下旬には西部ガスを購入しています。

2023年の短中期トレード④西部ガス

年初の武田薬品の利確で味を占めています。武田薬品同様に底値付近で購入し値上がり益を狙いました。購入時のストーリーとしては熊本への半導体工場誘致にともなう経済活性化により近隣の産業が潤う、インフラ企業にも恩恵がある、というものでした。実際には日本株全体が上昇し十分な利益が出たので売却した、という感じですが。

 

これも後付けですが今見るとベストトレード感ありますね。

 

4月からは相場全体が上昇していったためトレードは減少します。主に米国株の定期購入をメインに、ミニ株でちょこちょこ既存銘柄を買い増し。ノートで見るとミダック、JMDC、三浦工業、湖北工業を買っていました。これも今となっては信じられないですね。

 

5月は自身のトレードとして特筆することは無いのですが、妻がオリエンタルランドを売却し90万円の利確という圧倒的パフォーマンスを見せつけられました。優待目的で購入していたはずが、大きく儲けてしまいましたね。

 

6月に日本株は天井をつけて、以降は秋まで停滞します。2023年冴えていたのは欲に溺れず早めに利確していたことです。この6月に西部ガス、クミアイ化学を売却しています。2023年冴えていなかったのはここで出来た余力で湖北工業を買っていることです。

 

7月。ミニ株では情報企画、SHOEIイオンディライトをウォッチリスト買い。そして単元株では異例の頻繁なトレードを見せます。

2023年の短中期トレード⑤湖北工業

湖北工業のチャートです。購入時は日本政府のケーブル増設の材料が出ていました。ニュースが出てから買い向かっても遅くはない、という学びを活かして飛びついたというわけです。その後も損失は出さないように逆指値を入れながら上昇、小幅ながら利益も出ました。

 

さてそこからが問題。

 

湖北工業の逆指値が刺さったタイミングで円安がかなり進んでおり、トレンド転換と思われる反発を感じたため、余力を使って良品計画を購入。良品計画円高メリット銘柄と考えていました。

 

ドル円 2年チャート

この考え方は結果論としては間違っていたわけですが、判断としてはまあわかる。ただうまくやろうとしすぎていますね。変な自信を持っていた。

 

この時の判断として悪かったのが、小さな損も許容しない厳しめのロスカットラインを設定したこと。とはいえ値動きが大きかった時期で、約10,000円の損失を確定して翌日に逆指値が刺さり売却。

 

さらに悪いことに湖北工業が上昇に転じたため湖北工業を買い戻しています。この買い戻しの値が完全に天井だったため、現在に至るまで湖北工業はだらだら下落し塩漬け状態。

 

2023年のワーストトレードと言えるでしょう。

 

2023年の短中期トレード⑥良品計画

一方の良品計画、銘柄のスイッチのタイミングとしては最高だったと言えそうです。保有していれば、ですが。

 

ここから言えることは

①インのタイミングは見極める力がついてきたと言えそう(ウォッチリスト戦略のなせる技です)

②イン時のロスカットライン設定がまだまだ(良品計画の場合は窓が開いていて難しかったのも事実)

③売却後は一旦冷静になる。買い戻さない(覚悟を持って売る)

 

このあたりを教訓として身に着けるべきだと思いました。

 

7月はさらにXOMを売却しBNDにスイッチする、ということもやっていました。調子こいてますね・・・。否、成長に貪欲なので経験を買っているのです。

 

8月はピジョンを追加。連続増配株ですが配当利回りが高まっており、仕込み時が近いと判断。ただし以降もピジョンは下落を続けており、単元株での購入は見送り中。

 

長くなってきたので前半戦はここまで!次回は9月以降の後半戦と資産の変動を振り返ります。