toushimanabuのブログ

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8月3週のミニ株

気軽に買えるでおなじみ、ミニ株です。

 

今回は以下を購入。

 

ピジョン 4株

 

前回の記事はこちら↓

toushimanabu.hatenablog.com

 

 

新規銘柄の追加になります。

ピジョン配当推移

ピジョンは9期連続での増配銘柄ですが、今期末は配当据え置きを予想しており、連続増配記録はストップとなる予定です。予想を覆して増配の材料が出ると株価は上昇に転じるだろうという狙いもありますが、前期の配当性向は100%を超えておりなかなか厳しそうな予感がしています。

 

ピジョン 2年チャート

2年のチャートを見ると長らく続いた下落トレンドが下げ止まり、ここ1年は横ばいだったことがわかります。ですが7月以降は再度下落に転換。直近8/10の2Q決算で大きく売られています。

なお決算自体は増収増益、通期見通しの上方修正なしというところで、先行き見通しが良化しなかったため期待値を下回ったものと思われます。

決算以降ですが中国の景気先行き不安から中国銘柄は軒並み激しい売りを食らっている状況です。ピジョンの事業構成は中国のシェアが大きく、さらに下落が続く可能性は大いにあります。

 

ピジョン業績推移

業績推移を見ると、コロナの影響が出る前から減益に転じていたことがわかります。この業績のトレンドが変わらなければ株価の上昇も見込みづらいと思われます。ちなみに悪化傾向にはありますが営業利益率は15%とメーカーとしては珍しい高い利益率。本業でしっかり利益を出して増配で還元する、理想的なサイクルが2018年までは回っていたと言えそうです。

 

ピジョンB/S

業績は悪化傾向ですが、これまで増配を支えてきたのはこの財務の健全性でしょう。現在PBRは2%超えとなっており、昨今トレンドとなっていた低PBR銘柄の株主還元強化のようなことはまず起こらないと思いますが、内部留保も積みあがっておりその気になれば株主還元も出来そうです。

 

以上、今買うべきか否かという点では否、な感じですが、会社としての地力があることと、グローバル銘柄であること、株主還元の実績があることから、有力なウォッチリスト対象として機を見て買い増ししていきたいと思っています。

 

2023年8月3週のミニ株ポートフォリオ

プラス銘柄数は28銘柄。損益は65000円ほど悪化しています。ぎゃーーーーー!!

 

今週大きく上がった銘柄は

アイホン

以上。。。

 

大きく下がった銘柄は

ビジョナル

オープンハウスG

JMDC

ナブテスコ

リスクモンスター

湖北工業

ダイフク

良品計画

ユーグレナ

日本電子

有機

カニ

ベルテクス

SHOEI

 

中国の景気減速懸念により直近で追加してきたグローバルニッチトップ銘柄群が軒並みやられました。

 

また期待を超えられなかった決算発表でオープンハウス、JMDC、リスクモンスターが売られています。オープンハウスは普通に良かったですが。

 

アイホンは上方修正の発表がありいい感じです。部品供給の再開による業績良化とのことです。こういう銘柄をしっかりと狙い撃てば良かったですね。後の祭りですが、ここは普通に世の中の流れから読めたような気がします。

 

さてここまで大きく下落するのであれば追加投資の大チャンス到来とも言えそうですが、間抜けなことに余力なし。この半年間の上昇に乗らんとしてガンガン追加入金と銘柄開拓を行ってきた結果です。これもまた良い勉強になりました。

 

TOPIX 日足チャート

TOPIXは2230ポイント付近で反発しそうに見えますが、日経平均は75日線を割り込んでおり、ここは楽観視は出来ないところです。ここは心を無にして、節約できるところは節約してナンピン余力を生み出すことに専念するのが正解そうです。あるいは少し銘柄を整理して余力を生み出すという手もあります。ウォッチリスト銘柄を購入することで視野は確実に広がっているので、選定は悩みますが・・・。

 

東証マザーズ指数 2年チャート

マザーズも割り込んじゃいましたね。日本株ブームはマザーズには来なかったということで・・・(というかバリューに資金が向かったんですね)。

 

長らくミニ株ポートフォリオの1位の座をものにしてきたビジョナルがここで三井住友FGに王位を明け渡します。永遠の3位オープンハウスもダイダンに抜かれる結果に。盛者必衰。JMDCもトップ群から中盤後方まで一気に脱落しました。相対的に全然買ってない東京海上エレコムが上がってきています。

 

ちょっとショックが冷めやらぬのですが、こんなことは慣れっこと言えば慣れっこ。長期投資という原則・前提を今一度思い出そう。そして心を無にして、本業に励もう・・・。