初めてのリート購入です。
今回は以下を購入。
SOSiLA物流リート投資法人(2979) 1株
3/19に日銀がマイナス金利を見直すことを発表。
大規模緩和修正、植田総裁「普通の金融政策に」 当面は緩和的環境 | ロイター (reuters.com)
本来不動産関連銘柄は借金をして物件を購入するため利上げに弱いはずですが、この発表では金融政策を修正するものの当面は緩和が続くという内容だったため、不動産銘柄は逆に上昇する結果となっています。
また現在の日本円の状況は1ドル150円を超す円安状態が継続中。
現金で持っておくより金融資産で持っておく方が有効というインフレが続いています。
インフレ状況下の資金の置き場所としては株式や不動産が王道であり、しばらく不動産関連銘柄の強い状況は続くと思われます。
翻ってリートの価格は低迷中です。
コロナショック後、株高となりましたが、REITについては株とは逆行し2年半もの間下落が続いています。
この先の不動産の有効性と、割安に放置されている状況を踏まえるとREITへの投資は有効と判断しました。
選んだSOSiLA物流リートの概要ですが、住友商事の開発するSOSiLAシリーズという物流施設への投資がメインです。
物件は関東(首都圏の郊外)、関西(大阪近辺)に集中しています。稼働率は100%。2024年問題でドライバー不足が騒がれていますが、今後の適切な配送にあたり、人口が集中する首都圏、関西圏の物流施設の価値は高まると予想します。
さて、価格が上がらなかったらどうするか、ですが、SOSiLA物流の魅力は分配金利回り。購入時の分配金利回りは4.55%と高配当です。
もともとリートは法規制上利益のほとんどを分配する必要があり高利回りな商品ですが、投資を始めた5年前は物流リートは株価が堅調なため2~3%台が多かった印象です。
水準が変わっていなければ物流で4%台というのは割安な状況と言えそうです。
日本株全体では一時期のイケイケドンドンな株価上昇は鳴りを潜めています。グロースに資金が流入する方向でしたが、一段落ついていますね。
ポートフォリオ全体の損益率を支えていくためにも、割安な段階で有望銘柄を仕込んでおくのは重要であると稲畑産業で学びました。
全国保証、SHOEI、参天製薬(は割安ではないが・・・)も今後支えて欲しい。
SOSiLA物流はそうした存在になるのでしょうか。今回はたいして事前に勉強もせずえいやと買ってしまいましたが、今後REITもウォッチしながら学んでいこうと思います。